アルギニンって何?
アルギニンは体内で合成される非必須アミノ酸の一種ですが、合成量は加齢とともに減少してしまいます。
普段は意識することのないアルギニンですが、減少すると体の状態に変化が現れるようになります。
このことから分かるように、アルギニンには身体にもたらす作用や効果があるのでチェックしてみましょう。
アルギニンの作用、効果ってどんなものがあるの
アルギニンの作用、効果は大きく分けると4つあります。- 筋肉や骨を作ったり、脂肪を分解したり、子供の成長やアンチエイジングに関わる成長ホルモンの分泌です。
成長ホルモンが不足すると、これらの働きが衰えるので、アルギニンには人間の成長や老化を遅くする効果があるのですね。
他にも、成長ホルモンによって疲労回復効果や性欲を回復させる効果も期待できます。 - インスリンの分泌を促進することです。
インスリンがたっぷり分泌されることで、糖尿病の予防や改善、血糖値を正常化する効果が期待できます。 - 一酸化窒素の生成作用です。
一酸化窒素には、血管を保護したり、血管を拡張して血液の流れを良くしたりする働きがあるので、動脈硬化の予防につながります。
また血行が促進されると、肝機能を保護したり、認知症の予防をしたりできるので、肝臓や脳の衰えも防げます。 - たんぱく糖化を防ぐという作用です。
最近注目されているたんぱく糖化は、シミやしわなど肌トラブルを引き起こす原因とも言われています。
そのたんぱく糖化を防ぐことができるので、美肌はもちろんアンチエイジング効果も得られます。