亜鉛と一緒に取り入れたい食べ物・成分は？

亜鉛に限らず、栄養素というのは単体でたくさん摂取しても効率よく働いてくれません。 栄養素は互いに働きかけて効果を高めたり、サポートし合うことで吸収率が高まるので、亜鉛を摂取する時にも相性の良い成分を摂る必要があります。 亜鉛の吸収を高めるには、クエン酸やビタミンCを一緒に摂るようにしましょう。 これらの成分にはキレート作用があります。 キレートとは、2分子から3分子のアミノ酸によってミネラルが挟まれた状態のことです。 つまりクエン酸やビタミンCの亜鉛に対するキレート作用とは、亜鉛を包み込む状態にすることです。 ミネラルというのは一つの入口を奪い合うという性質があるため、ミネラル同士がお互いを邪魔し合うので吸収効率が悪くなります。 しかしキレートすれば喧嘩することなく、他の入口からも入り込めるようになるので吸収率が高まるのですね。 クエン酸はお酢や梅干などに豊富に含まれていますし、ビタミンCはレモンやグレープフルーツ、すだちなど柑橘系の果物にたくさん含まれているので、亜鉛を摂るときには一緒に食べるようにするといいですね。 性機能改善のために亜鉛を取り入れるのであれば、マカを一緒に摂るのがオススメです。 マカには、精力を高めたりホルモンの分泌を促進する働きがあり、男性の場合だと性欲増進やEDの改善効果が期待できます。 女性なら、DNAの合成が促されることで卵子の機能を正常化したり、冷え性の改善効果が期待できます。 マカはサプリメントで摂取できるので、元気ではつらつとした毎日を過ごしたい方は、亜鉛サプリと組み合わせて摂ると効果的です。