アルギニンは副作用があるの
アルギニンは体内で生成されるアミノ酸ですから、それを外部から摂取しただけで副作用が起こることはありません。
ただし、1日の摂取目安量は2000mgから4000mgとなっていて、もしアルギニンだけを5000mg以上摂取すると下痢や腹痛の症状が出ることがあります。
また健康な人なら問題ないのですが、疾患を持っている方はアルギニンの摂取に気をつけなくてはいけません。
ヘルペスが出来ている場合は、アルギニンを摂取することでウイルスの増殖をサポートしてしまい症状が悪化します。
肝機能や腎機能が衰えていると、大きな負担をかけてしまい重篤な疾患が引き起こされることもあると言われています。
ですがアルギニンの含有量が高い食材であっても、まるごと吸収出来るわけではないので、基本的に過剰摂取による副作用を心配しなくても大丈夫です。
サプリメントはダメなの
副作用に注意したいのは、サプリメントで摂取する場合です。サプリメントに含まれるアルギニンは、食材のものと違いダイレクトに吸収できるように加工されています。
例えば1000mg含有しているサプリメントだと、そのほとんどを吸収してしまうので、用法用量を守らないと過剰摂取になるのです。
また、サプリメントの種類によっては、中和されておらず強アルカリ性のままのアルギニンが配合されていることもあります。
このようなサプリメントだと副作用が出るリスクが高くなるので、利用する場合は規定量を守るのはもちろん、胃腸に負担をかけないために中和されているものを選びましょう。