亜鉛が不足しないように日常生活で気を付けなければいけないこととは
亜鉛はあらゆる食材に含まれているので、普通に食事をしていれば不足することはないものの、吸収率が高い成分ではありません。そのため微量ミネラルという位置づけになっているため、日常生活に気を付けないと亜鉛不足が引き起こされてしまいます。
亜鉛を不足させる生活習慣の中でも、特に気をつけたいのが飲酒です。
アルコールは体内に入ると肝臓で分解されますが、この分解に使われるのが亜鉛です。
ですので、毎日アルコールを飲む習慣があったり、頻繁にたくさんのお酒を飲んでしまうと大量の亜鉛が使われてしまい、亜鉛が不足してしまうのです。
また、仕事や人間関係でストレスが溜まっている方も要注意です。
ストレスを感じると、ストレスへの感受性を低下させるために肝臓からメタロチオネインが生成されます。
このメタロチオネインの生成に使われるのが亜鉛なので、ストレスを頻繁に感じる生活を送っていると亜鉛不足になってしまいます。
亜鉛は食事だけで補えるのか?
不足原因に心当たりがあれば、とにかく食事で亜鉛を補おう、と思うかもしれませんね。しかし、その食事も亜鉛を不足させている可能性があるのです。
例えば野菜は体に良いと言うイメージがありますが、野菜にたくさん含まれる食物線維は亜鉛の吸収を阻害します。
また、豆類や穀類、インスタント食品にはフィチン酸という成分が入っていますが、これも亜鉛の吸収を妨げます。
つまり単に食事をするだけではなく、食事内容にまで気を付けないと亜鉛を不足させることになるので、不足分を補う場合にはサプリメントも利用するといいでしょう。
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