亜鉛が男性の身体に及ぼす影響・効果とは
亜鉛にはホルモンの分泌に働きかける作用を持っていて、インシュリンや甲状腺ホルモン、そして性ホルモンの分泌にも欠かせません。女性の体が女性ホルモンによって変化があるように、男性の体の状態には男性ホルモンが大きく関わっています。
その中でも、特に影響を与えるのがテストステロンです。
精巣では精子が作られますが、同時にテストステロンも合成されています。
テストステロンは男性ホルモンの中で一番分泌量が多く、男性の体や心にもっとも強い作用を持っています。
テストステロンというのは、性欲をコントロールしたり、筋肉を増量したりする体に対しての働きと、幸せを感じるドーパミンを産生して精神を安定させる心に対しての働きを持っています。
この男性ホルモンがしっかり分泌されていれば、性機能も正常に働きますし、男性らしい体を作り、ストレスも緩和されます。
亜鉛が不足すると同時にテストステロンも減少する
亜鉛は精巣でテストステロンの分泌を促す働きを持っているので、亜鉛が不足すると同時にテストステロンも減少します。テストステロンが不足してしまうと、勃起不全や性欲減退が起こったり、筋肉量が減少したり、精神的に不安定な状態になります。
このように、亜鉛は男性の健康な体や精神を維持するためのホルモンの生成に関わっているので、不足させないようにしなくてはいけません。
亜鉛が不足しているかどうかは判断しにくいですが、特に原因もないのに勃起不全が起こったり、筋肉が落ちたりしてきたら不足している可能性があるのでしっかり補給してあげましょう。