ストレスってそんなに悪いものなの?
現代社会では、ストレスがあることは
決して悪いことではありません。
ある意味、ストレスがなさすぎても
退屈で暇すぎてやる気も失せると思います。
でもストレス過多になると、
勉強、仕事、人間関係、経済、
日常生活にチャレンジすることが負担になり、
自分では対処することができなくなることがあります。
ストレスにどうしてなるの?
私たちの日常生活、仕事、経済、時間との葛藤が
知らぬ間にストレッサーとなり
ストレスを招いています。
※ストレッサーとは・・・
ストレスを生物に与える何らかの刺激のこと
特定の出来事、失恋、夫婦げんかなどが
私達の主な日常生活のストレスとして挙げられ、
自分では耐えることができなくなります。
他にも、、、
- 睡眠不足
- 大量の仕事
- 過剰なエクササイズ、又は少しも良くならない病気やケガ
- 環境の変化(引越しなど)
- 転職 または仕事がなかなか見つからない
- 異国や知らない町での生活
- 気象の変化―高低気温
どのようにして自分がストレスに襲われているとわかるの?
ストレスの影響は人によって違って、
年齢や生活状態によって大きく変化します。
自分の処理能力を超えてしまうと
次のようなストレスの症状がおきることがあります。
- 睡眠不足
- 集中力が欠ける
- 疲労
- 恐怖
- 悲哀、鬱
- 腹痛、いらいら、病弊
- 吐き気、食欲不振
- ためらい
- 喘息、発疹
- 高血圧
- 常習時欠席
- 息苦しくなる、胸痛
- 頭痛、偏頭痛
- 引きこもり
- 仕事又は勉強の低下
- 顔色が赤い又は青白い
ストレスにはどう対処したらいいの?
日常生活の中で、体力、感情、心理的、精神的な部分を
バランスよくコントロールすることが重要となります。
ストレスの主な原因とそれを解消する方法を
自分なりに見つけ出すことが必要です。
ストレスが悪化して限界に達する前に、
ストレスのサインを見逃さないようにしましょう。
ストレスに対処する方法をまとめましたので
参考になさってください。
- 体力作り、睡眠、栄養食で規則正しい生活を保ち、ストレスに対する忍耐力と回復力を強くする。
- できるだけ喫煙、薬、アルコールは避ける。
- 自分にあったリラックス方法を探し出し、その方法を他の作業の合間に取り入れる。
- もし今すぐにリラックスしたいのであれば、大きく息を鼻から吸い込み、そして口から出す深呼吸の練習をするといいです。
深呼吸に付随して、体の一部の筋肉に力をいれ硬くし、息を吐き出すと同時にその筋肉の力をぬいてみてください。
10分ぐらいかけ、静かな場所で穏やかな音楽を聴きながらやってみてください。
- 一日のなかで決まった時間の気晴らしをする。
- 頼りになる友達や家族とのネットワークを構築する。
- 整理、優先順位付け、時間設計、大きな課題を段取りよく細かく分類、提出日を見越した計画とそのための必要時間をカレンダーに記入するなどをし、余分な負担を減らす。
- 合理的な考え方、物事の対処の仕方を和らげる方法、現実的な自己願望をもつ練習をし、自分との葛藤、失敗、間違いは日常生活において普通のことであると認め、これらの経験から学ぶようにつとめる。
- 現実的で意味のあるゴール、短期的ゴールそして長期的なゴールを設定する。自分にとってそれらのゴールがどれだけの価値があり、そのために自分がどのくらいのストレスに耐えられるかチェックする。
- どんな人でもストレスになることを理解し、他人に助けを求めることを恐れないでください。
このように、ストレスとは上手く向き合って付き合っていくしかないのです。