シトルリンの運動能力への効果がスポーツシーンで注目されている理由
幅広い効能を持ち合わせていることで知られているシトルリンサプリメントですが、
運動能力を向上させる効果もあり、欧米をはじめとし、イタリア・フランス・ドイツなどの国のアスリート達にとってシトルリンは日々のトレーニングに欠かせないほど身近な存在になっています。
日本ではまだそこまで浸透していませんが、筋肉量もアップし、持久力がつくことから、
ボクシング選手や陸上選手、水泳選手やプロゴルファーなど、
さまざまな分野のスポーツ選手たちから支持を集めています。
実際にシトルリンにそこまでの効果が望めるのか。。。
実際にシトルリンにそこまでの効果が望めるのか。。。ということで、
プレワークアウト研究会が、ランナーを対象に運動前の摂取でパフォーマンスや持久力向上効果に期待できる「シトルリン」についての調査し結果を発表しました。
その調査は、3ヶ月以上のランニング経験のある20 歳以上の男女38 名を対象に実施されたものです。
「シトルリン」を15日間毎日摂取し、1回あたり3km 以上のランニングを6日以上(15日間中)実施した際の、疲労感やパフォーマンス等に関する体感をアンケート形式で調査を行いました。
この結果、継続的に運動前に「シトルリン」を摂取することで、
8 割以上のランナーがランニング時において持久力向上や筋肉疲労の改善効果などを体感。
特に「いつもより楽に走れた」という体感に関しては95%の方が回答しています。
この結果からプレワークアウト研究会の発起人である、
北里大学・薬学部・生薬学教室の小林義典教授は、
「走る前にシトルリンを摂取するランニングシーンでのプレワークアウトは、ランナーにとって非常に有効であると考えられます。今後、習慣的にプレワークアウトを取り入れることで、よりランニングのパフォーマンスアップが期待できます」と話しています。
参考:プレワークアウト研究会(
http://pre-workout.jp/info/about_society.html)
なぜシトルリンが運動能力に影響を及ぼすのか、いい効果が得られるのか
なぜシトルリンが運動能力に影響を及ぼすのか、いい効果が得られるのか
という研究は広く行われていますが大きくまとめると以下のような理由によってなされるものだと言えます。
- 血管が拡張されることにより血流がスムーズになる。
シトルリンを摂取することで、一酸化窒素が発生し、この一酸化窒素が血管内で血管の筋肉をしなやかで健康的な状態に保つために働きかけます。
- シトルリンは運動時の乳酸値が低下させる作用がある。
運動後の疲労回復、筋肉痛の軽減させることができる。
簡単に言えば、スタミナアップと疲労回復の効果があるということになるのです。
また血管は、全身の細胞をコントロールしている重要な器官です。
シトルリンを摂取することで血管を健康に保つことこそが、
運動能力アップにつながっているのです。