「ヘルメットの大切さ思い知らされた」
お笑いトリオ、安田大サーカスの団長安田さん(41)が7月19日、山形県鶴岡市で開かれた「温海トライアスロン大会」にゲスト参加し、バイクを走行中に転倒して一時意識を失い緊急搬送された。命に別条はないものの、転倒時の頭を強打した時の脳しんとうによる体調不良と打撲による右目の腫れがあり、医師から1カ月の運動禁止の診断を受けた。
安田さんは、、、
「この度は、ご迷惑ご心配おかけしてしまい、申し訳ありません。トライアスロンのバイク運転中に転倒してしまい、少しの間お休みをいただくことになってしまいました。転倒後、気を失っていたようで、緊急搬送された病院までの記憶がない状況だったので、ヘルメットをしていなければ、命にかかわる事故になっていたと思います。ヘルメットの大切さを改めて思い知らされました。今は少しゆっくりさせていただいてますが、元気になってすぐ戻ってきます!!」
引用:sanspo.comより
とコメントした。
トライアスロンにゲストで呼ばれるほどの実力の安田さんでさえ、自転車で事故をおこし九死に一生を得ることもあるのです。
なので、健康志向などの趣味で自転車に乗られる方も、肝に銘じておいてほしいところです。
ロードレースをやっているわけじゃないから、プロではないから・・・
実際に警視庁によると、2014年における自転車乗車時の事故で24時間以内に死亡した人は全国で540人だったという。また、自転車乗車時の事故で64%が頭部に損傷を受けており、死亡に至る重大事故につながるとされています。
仮にヘルメットを着用すれば死亡率は4分の1に減るというデータもあるくらいなのです。※
※出典: 交通事故総合分析センター「交通事故分析レポートVol.97」(2012年11月)、オージーケーカブト「OGK KABUTO Fact Book」(2014年4月)
車やバイクに比べると、自転車は子どもの頃から親しんだ"手軽な乗り物"という認識の人が多いかもしれません。
ですが車やバイクと同じように死亡事故につながる怖いものだということを再認識しなければいけないですね。
自転車に乗っている人は、体を防御するものなど特に身に着けていません。
最近のブームがあるからこそ少しはヘルメットなどを着用する人が増えてきた感じがしますが、それでも自転車に乗る人全体の1割もいないのが現状です。
ロードレースをやっているわけじゃないから、プロではないから・・・
ということで、ヘルメットもかぶらないのでは危なすぎますね。
一昔前は、見た目もあまりカッコの良いものではなかったヘルメットですが、最近では高性能かつデザインも良いので、ちょっとそこまで・・・程度でもヘルメットをかぶることをお勧めします。
特に、お子さんには必ずかぶせるようにしてください。
そこまで本格的では無くても、競技用のヘルメット程の衝撃吸収性までは及びませんが、全身で風を感じて頂ける、ファッション性を重視しているのが「カスク(CASK)」です。
ヘルメットのかわりで、頭部の衝撃を防ぐ「ヘッドギア」の役割を果たすものです。
ミニベロやクロスバイクでちょっとそこまでとか、駅までの短距離自転車通勤なんかには、いい感じだと思います。