ハンガーノックって知ってました?
健康志向などにより自転車、ロードバイクを趣味とする人が増えてきました。実際に自転車で長距離を走ることは、ダイエットにもつながり素晴らしいことです。
ですが、初心者は「ハンガーノック」を知らなかったために、九死に一生を得ることにもなるのです。
自転車で長距離走行をすると、「ハンガーノック」という症状に見舞われることがあります。
ハンガーノックとは簡単に言うとガス欠のようなもので、体を動かすためのエネルギーが足りなくなってしまう状態のことです。
突然手足がしびれたり、急に寒く感じたりで、初めて体験するとちょっとした恐怖です。
カロリー切れが起こってしまい、走るために体からエネルギーを取り出して使っていたのが、長距離長時間の走りによってすぐに使うことのできるカロリーが枯渇してしまい、結果完全に脚が止まってしまうのです。
こうなったらおしまいです。休憩してストレッチをしようが、コンビニなどで食料を食べようが再び動ける状態には戻りません。
ハンガーノックが恐ろしいのは、本当に直前まで自覚症状が殆んどないこと、自分の意志ではどうにもならないレベルで体が動かなくなることです。
気がついたときにはもう遅く体が動かなくなるのです。
これは個人差があるとは思いますが、「ヘトヘトでもう体を動かしたくない」と思っていても、頑張れば何だかんだ動くことはできます。
けれどもハンガーノックの場合、そもそもの「頑張る」こと自体が不可能になってしまいます。
最悪の場合には意識を失ってしまったり、食事をとっても吸収できなくなってしまうこともあるそうです。
ハンガーノックにならないためにすること
「ハンガーノックになりやすい人って?」を要約してまとめると、- トレーニングをはじめたばかり
- 長距離を走ることに慣れていない
- "自分では"、食事をしっかり食べたつもりになっている
- ハンガーノックがここまでひどいものとは知らなかった
がハンガーノックになりやすいと言われています。
ハンガーノックに見舞われてしまったとき、最近であればエナジージェルを飲用するという人が多いようです。
これを飲めば、一瞬で回復できます。
でも本当は、ハンガーノックに陥る前に、補給をするのが一番。
食べるものは何でも構いません。好きなものを食べればいいでしょう。
もし、効率を優先するならばカロリーメイトやウイダーインゼリーなどが少量で高カロリーになっていて助かります。
特に真夏の暑い時期にゼーゼーいいながらでもウイダーインゼリーなどは手軽に摂取できるのでいいのではないかと思います。
ただ、もっとお金をかけずに、ハンガーノック対策できる食材は無いのか?と考えるのが一般的ですね。
そこでおススメの食材の1つが「バナナ」です。
バナナを携帯する素敵な商品があったのでご紹介します。
「BANANA HOLDER」は、安全かつ簡単にバナナを運べる自転車専用のバナナホルダー。2個のボタンで、バナナをしっかりホールドします。取り付け場所は、利用者の好み次第。最も一般的なハンドルの他、フレーム、シートに取り付けることも可能です。
ただし、くれぐれも食後にバナナの皮を道路に投げ捨てないようにしてください。
後続車がバナナの皮で滑ったら、事故につながる可能性があるためです(汗