ストレス解消には「夏フェス」が最適!
日本のフェスの先駆けフジロックフェスティバルの第1回開催(1997年)から、都市型フェスや、自然の中でのフェスなど、個性豊かなフェスが全国各地で増えました。一見、若者だけの文化、イベントと思われがちですが、実は大人も楽しめるのです。
歌って、笑って、拳を挙げて、食べて、叫んで、寝っ転がって、と楽しみ方は、どのフェスも共通して、フリーダムです。
日本にすっかり定着した夏フェス・音楽フェスは、もう大人にとってもハードルが高いものではありません。
ストレスが溜まってはち切れそうなアラフォー男子の皆さん、今年こそ、夏フェスデビューしてみませんか?
若者だけのものでは無い大人の夏フェス
実際にここ数年で観客の年齢層は変わりつつあるようです。例えばフジロックフェスティバルを見ても2000年代に20代、30代だったフジロッカー達が30代、40代を迎えるようになり、子供連れも多く見られるようになっています。
そうしたファミリー層に向けたプレイパーク「キッズランド」や、メインステージであるグリーン・ステージ後方に「プライオリティ・テント」も設けられており、フジロック側も観客の成熟化を認識してしっかりと対応しているのです。
また、年齢層が高くなっている要因の一つにチケット代や交通費、宿泊費の高さがあります。
例えばチケットの3日通し券は4万3,000円で交通費、宿泊費を加えると3日間参加で10万円近くは掛かってしまいます。
これでは中々10代、20代の若者は費用の捻出に苦労しますよね。
また海外でのフェスの増加に伴う、海外アーティスト達へのギャランティーの高騰を考えると仕方がないですが、10代はもちろん、20代にとっても、気軽に行ける金額ではなと思われます。
なので少しはお金に余裕のある、時間に余裕がある中高年が増えてくるのもうなづけるところです。
気軽な気持ちで軽装で行くと大失敗!夏フェスに臨むベストな服装とは?
夏フェス初心者は、真夏に開催される野外イベントなので、なるべく荷物を持たずに、軽装で行ってしまい失敗することが多いです。ほとんどのフェスのプログラムは、炎天下の昼頃からスタートして、夜風が吹くフィナーレまでの長丁場になります。
この時間の間に天候が変わることもありますし、まさに夏ですので熱中症対策が必要になってきます。
このちょっとした準備で、もっと快適に過ごせるのです。
基本的には、着慣れたカジュアルな服装でOKですが、日中は太陽のまぶしさを遮る帽子やキャップ、陽射しから肌を守る長袖のシャツや大判のタオル等を持参するといいでしょう。
日焼けにも注意が必要です。
一方、日が沈むと気温が下がり、突然のにわか雨で衣服がぬれてしまうと、急激に寒さを感じます。
昼間の暑さに油断せず、薄手のカーディガンやウインドブレイカ―等を、必ず荷物に入れておくことがお勧めです。
また、雨具は簡易的なものより、しっかり防水できるレインコート&長ぐつの方が安心です。
特にフジロックフェスティバルのような郊外型フェスでは、大自然に囲まれた場所や周りに何もない場所が多いためなるべく便利グッズをたくさん持っていくようにしましょう。
■持っていたら意外と便利なものまとめ
- 帽子 タオルを帽子の代わりにしてもいいくらい。
- タオル ポケットタオルとハンドタオルを2~3枚持って行きましょう。余裕があればバスタオルも1枚。
- UVカットや速乾性のある防寒ジャケット
- レインコート・ポンチョ 薄手で荷物にならないものがベスト。
- 日焼け止め 女の子なら日焼け止めは必須。
- サングラス 時間帯によってはまぶしくてステージが見えにくくなります。
- 小型の折り畳み椅子やレジャーシート 荷物置きにもなります。通しで立っていたらアラフォーには地獄ですw
- 小型のクーラーボックス 熱中症対策に冷えた飲み物で水分補給は必須です。
- 常備薬・バンドエイド・ウェットティッシュ いざというとき、ショップまでが遠いため多少の準備はしておきましょう。
- 懐中電灯 郊外型フェスは、夜まっくらになります。足下を照らすために必要です。
- 虫除けスプレー とにかく虫に刺されます。
- 大きめのビニール袋 突然の雨から荷物を守ったり、頭からかぶったりといろいろ便利です。
- 着替え 汗、雨、砂ぼこりなどなど。帰り道はすっきり気持ちよく帰りましょう。
このようにしっかりと準備して臨めば、アラフォー夏フェス初心者でも十分に楽しむことが出来ます。
都会の喧騒でストレスだらけのインドアアラフォー男子は是非夏フェスにチャレンジしてみてください。