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グランピングとは
グランピング(Glamping)とは、グラマラス(glamorous)キャンピング(camping)を掛け合わせた造語で、キャンプ場のサービスを高級ホテル並にした高級キャンピング(Luxury Camping)んことである。ホテルや宿泊施設が提供してくれるキャンプなので、自分たちでテントを張ったりする必要もなく、あらかじめ設置してあるテントの中にはベッドと洗面所、ヒーターなどがついている。なので気軽に贅沢なキャンプを楽しむことができる。
使われるテントの種類は、さまざまで、ユルト、ベルテント、ティピー、ウィグワム、ログハウス、キャンピングカー、キャンピングトレーラー、ジプシーキャラバンなどいろいろな形のものが使用され、キャンプ場によってかわる。
食べ物や飲み物もオーダーでき、設置してあるBBQオーブンなどで自分たちで調理することも出来るし、シェフがいて好きな食べ物も注文できるキャンプ場もある。
電気や水道も整っていて、食器や家具もついている。 まさに手ぶらで豪華なキャンプが楽しめるというわけだ。
アラフォー金太郎が今流行のグランピングを体験してきた。<初島アイランドリゾート>
6月某日、アラフォー金太郎が家族で、グランピング初体験をした。 熱海から船で約30分、初島アイランドリゾートに向かった。初島に上陸し、初島アイランドリゾートの受付でチェックインを済ませてから、リゾート内を5分ほど歩き、宿泊するキャンピングトレーラーに到着。
キャンピングトレーラーでの宿泊なんて、アラフォー金太郎も生まれて初めてのことなので、超興奮。 大人でも十分に新鮮さを感じられた。
キャンピングトレーラーの脇には、BBQが出来るグリルとテーブル、テントが設置してあり、本当に何も用意する必要が無いことが確認できた。
で、キャンピングトレーラーの中に入ってみると、とても広く、家族4人であれば十分なスペースが広がっていた。 キッチンやトイレ、バスも完備されていてとても「キャンプ」とは思えないほど豪華である。
食事は施設で用意してくれた食材(キャンピングトレーラーまで時間になると運んでくれる)を、キャンピングトレーラーの前に設置してあるBBQグリルで調理する。
BBQグリルはガスなので、通常のキャンプの様に「火おこし」をする必要が無いのがありがたい。
食材に関しては、肉中心、魚中心と選べるが、アラフォー金太郎は迷わず「肉」を選択。 家族4人でも十分な量の食材が提供されかなり満腹状態。
食器や調味料も全て用意されているので本当にこちらでは何も用意するものは無い。
船に乗る前に、熱海のスーパーでお酒などは調達してきたので、BBQの出来立て肉とお酒と大満足。
冷蔵庫も完備されているので、残った食材は、朝に回してOK。
キャンピングトレーラーにもバスはついているのだが、初島アイランドリゾートは受付と同じ建物内に、温泉がある。 温泉まではキャンピングトレーラーから歩いて5分ほどあるのだが、外とうも無いので懐中電灯で真っ暗の中を歩いていく。 ちょっとした肝試し感が味わえる。
勿論、キャンピングトレーラーには、テレビは無いので、静かな夜を満喫できる。 温泉から戻って21時には就寝。
通常のキャンプとは違って、寝袋じゃなくフッカフッカとまではいかないが、ベットで寝ることが出来たのには感激した。 こういうところがグランピングの魅力なんだろう。
6時に起床し、早速朝食づくり。 朝食からキャンピングトレーラー脇のBBQグリルでバーベキュー。 夕食で余った食材と、朝食用に用意していただいていたパンをホットトーストプレートで作った。
朝からワイルドな食事が楽しめた。
今回グランピング初体験だったけど、本当にこちらで何も用意することが無く、設備は整っているし、快適だし、雨でも問題ないので、自然の中でキャンプしたいけど寝袋で寝るのはちょっと。。。って言う方や、風呂に入れないのは嫌だって言う方や、トイレがちゃんとしていないと嫌だって方にとっては非常に快適な最高のプチキャンプになると感じた。
アラフォー金太郎も、こんな快適ならば、他の施設にも是非行ってみたいって思ったし、日本人に流行る理由が理解できた。
グランピングは子連れでも大丈夫なのか?
アラフォー金太郎も4歳と3歳の子供たちを連れて行ったわけだけど、今回の初島アイランドリゾートは、子連れでも全然問題は無い。 キャンピングトレーラー脇のテントのところにも、子供でも出来るハンモックがあるし、5歳以上の子供であれば、初島アドベンチャー「SARUTOBI」という施設も併設しているので、十二分に楽しめる。実際に、うちの子供たちもキャンピングトレーラー脇のテントでBBQをしたり、ハンモックしたり、温泉まで懐中電灯で歩いて行ったり、存分に楽しんでいたので子供連れはアリだと感じた。 きっと大自然の中で色々な発見やときめきがあったに違いない。
グランピングの価格は・・・
今回の初島アイランドリゾートは、家族4人で合計6万円ほどだった。自分で全ての機材を用意して、それを持って準備をしてキャンプに行くのと、どちらが割安かは難しいところかもしれないが、機材が全て揃っていて、快適さと手軽さではグランピングに軍配が上がるように感じた。
初島アイランドリゾートも様々な割引サービスや時期によっても価格が変わるので、こちらから確認してみてほしい。
関東でグランピングが楽しめる施設は・・・
[第1位]WILD BEACH(千葉県)
こちらはとにかくオシャレ!
WILD BEACHは、キャンプ&バーベキュー場「ワイルドキングダム」、グランピングスタイルのホテル「ライノーズ」、レストラン「ザ・ビーチ・セブンティーセブン」の3つのエリアで構成されている複合施設。
都市型の「スマート・ワイルド・アウトドア」を提供している。
各施設ともに古き良きアメリカでのアウトドアスタイルからインスパイアされて作られていて、施設デザイン、食材、グリルや炭火にいたるまですべて本物を楽しみことが出来る。
近日中に絶対行きたいスポット!
http://wildbeach.jp/kisarazu/
[第2位] 北軽井沢スウィートグラス(群馬県)
北軽井沢スウィートグラスは、浅間高原に広がる3万坪の敷地に森と小川と草原を抱いた、大きな空が特徴のオートキャンプ場。
スウィートグラス・アドベンチャーというフランス発の樹上冒険施設もあり、子供も大人も楽しめる工夫がされているのが特徴。
キャンプ初心者からベテランまで誰でも満足こと間違いなし。
http://sweetgrass.jp/
[第3位] The Farm(千葉県)
2016年8月にオープンしたばかりの、千葉県香取市の「THE FARM(ザ・ファーム)」。
都心から車で80分とアクセスも良く、森と農園に囲まれた絶景のロケーションが人気のキャンプ場。
水辺にある「THE FARM リバーサイド」と、森の中にたたずむ「THE FARM フォレスト」の2エリアにグランピングの施設があり、それぞれ違った雰囲気を楽しむことができる。
アクティビティも充実していて、マッチやライターを使わずに火をおこすブッシュクラフト、ダッチオーブン料理教室、野菜の収穫体験がセットになった、「ザ・ファーム ブッシュクラフト」、また初心者でも楽しめるカヌーツアーや、ワイヤロープに滑車をかけて森や田んぼを滑り降りるジップスライダーも用意されている。
更に、施設内のバスだけでなく天然温泉「かりんの湯」も利用可能になっていて、温泉まで楽しめる。
http://www.thefarm.jp/
グランピングまとめ
紹介しきれないくらい、素敵な施設がたくさんあるが、共通していることは、設備やアクティビティも充実していて大人も子供も楽しめるってことが理解できた。
全ての機材を用意して、ゼロから行うキャンプも楽しいが、オシャレな施設で手軽にキャンプが行えるグランピングはキャンプ初心者からベテランまで素直に楽しめる新しいキャンプの形で、現代人にはあっていると感じた。
アラフォー金太郎は今後も是非色んな場所に子供たちを引き連れて行ってみたくなったとさ。