子供達を連れて熊本に行ってきた。
震災から5か月が経っているにもかかわらず、
目を覆いたくなるような光景もあり
言葉を失った。
熊本城はところどころ崩れていた。。。
阿蘇神社に至っては
神社自体が潰れていた。。。
民家の屋根にはブルーシートが
かかっているところが
まだ残っていた。。。
僕等が宿泊したホテルには、
震災で自宅を失った方も
多数非難されていた。。。
東日本大震災の時は、
マスコミなどで報道される光景が
恐ろしくて現場に行くことが
出来なかった。
でも今回、実際に現場に行き、
マスコミの報道や記事を
見て感じたことだけでなく、
自らの目で確かめたり、
実体験を通して肌感覚で
地震の恐ろしさ悲惨さを
改めて感じさせられた。
僕等は旅行で訪れたので、
家族でワチャワチャしていたが、
ちょっと恐縮してしまった。
でも、ホテルのスタッフの方、
アテンドしてくれた方の中にも
大変な状況にある方もいるはずなのに、
皆さん笑顔でとても心地よい接客を
していただき、感謝したのとともに
人としての強さを感じた。
また、
視覚（見る）
聴覚（聴く）
嗅覚（嗅ぐ）
味覚（味わう）
触覚（触れる）
という五感を使って
体験するということは
非常に大事だと実感。
これはビジネスでもそう。
多くの人は、
偉い人や、
大きな実績を出している人
の話を鵜呑みにしてしまいがち。
何かの世界で権威者と呼ばれる人。
カリスマ的な力を持つ人々の集団の
トップに立つ人。
マスコミやネット上の記事。
このような人が何かを褒め称えると、
みんな一斉にそちらの方へなびいたり。
反対に、誰かをバッシングすると
手のひらを返したように、
その人から離れてしまったり。
それらの話は、間違っていたり、
思いもよらないような事実が
隠されていたとしても、
完全に鵜呑みにしてしまっては、
そこに気が付かない。
自らの目で確かめたり、
実体験を通して肌感覚で
何かを掴む習慣を付けて行かないと
搾取されるループからは抜け出せない。
何事も経験してみれば、
思わぬ世界が開けることが
あるということ。
非日常的な実体験を積むことが、
いかに自分の視野を広げ、
まだ知らない自分の潜在能力を
引き出すことになるということ。
この2つが腑に落ちた
旅行になった。
